パブリックブロックチェーンでスマートコントラクトの機密取引を実現するQURAS、初日にセミナーを開催

公開型のブロックチェーン、パブリックブロックチェーンの研究開発を行うQURASは、6月12日にInterop Tokyo会場内でセミナーを開催した。

セミナーでは、ブロックチェーンの市場状況とパブリックブロックチェーンのビジネス実装事例、QURASの取り組みが紹介された。

QURASは、誰でも参加可能なパブリックブロックチェーンでありながら、スマートコントラクトを使った取引で機密取引を実現する世界初の機能を有している。

これにより、ブロックチェーンにおいても、ビジネスの現場で必ず必要とされる取引の機密性確保のニーズを取り込むことができるとされている。

また、QURASにはスマートコントラクトやトークン（独自暗号資産）の送金手数料の一部を、発行したプロジェクトに還元する世界初の仕組みも用意されている。

このように、QURASではこれまでのパブリックブロックチェーンの問題点を解決し、ブロックチェーンのビジネス実装を加速させようとしている。

セミナーの最後では、QURASがオープンソース化に向け、実用化テストのためのパートナー募集が呼びかけられた。